数学教師に大切なスキル
今日は数学の話
できない教師は、生徒が間違った回答をしていても論理的に順を追って説明するだけ。
できる教師は、生徒が間違ったときに、なぜそのような結果を生徒が導き出したのかがわかっている。論理性の矛盾箇所を一人一人の生徒ごとに把握して、蓄積している。そうすることで、各生徒がそれぞれどのような論理思考を持っているのかがわかってくる。そしたら指導するときも生徒それぞれに対してポイントを押さえた解説ができる。
私が学生の頃に出会ってきた教師の中でそれができていたのは一人だけ。
仕事をする上で、部下もそうだし上司が何かミスしたり、誤った判断したりしたときにどのような思考からその結果が導き出されたのかを考える。
同じミスを繰り返す人、間違った判断をする人はどこかで思考に矛盾が生じている。
もちろん面接に来た学生に対しても会話の中で気付くことがある。
部下の指導、切り離す上司、応募者の採用不採用にはとても役立つスキル。
結論からの逆算を癖付けておくと、説得力に欠けることにはならないと思う。
最後は仕事の話。