コミュ障な面接官のブログ

コミュ障な中間管理職の思ったこと。

信頼関係を築く

初対面から小1時間のコミュニケーションでどこまで信頼関係が構築できるかが鍵。

 

面接官として誠実さや清潔さは言わずもがなだが、共通点を作るという点はとても重要だと思う。

事前の応募者の経歴や履歴書から共通点をさがす。

出身地や部活などはありきたりで他の面接官と差がつかないから、珍しい趣味や性格の面での共通点がよい。

そのことを会話の中で初めて気づいたかのように話すのがコツ。

少しでも良い印象を応募者に与えられればいいですね。

何も共通点が見つかりそうになければ、相手の趣味や卒論のテーマについて興味を持っていて教えてほしいという姿勢を示せばよいです。

 

そして、次回会ったときにはしっかりと覚えておき共通点があることを再度伝えるとより信頼関係は強くなる。

 

採用したいと思う応募者だけでよいです。

学力フィルター

基礎学力の高い人物がほしいのは当然です。

勉強ができる馬鹿と言われる人がいますが、馬鹿じゃない人は勉強できます。やっていなかっただけで、必要な時にやればできる人が馬鹿じゃない。

なので、勉強ができるできないを先に持ってきて、勉強ができる馬鹿だとか勉強はできないけど頭がいいなんて変な表現をするのは意味不明。

 

面接官より基礎学力の高い人は沢山います。

それを学力以外の面で志望者と自分を比較して評価する面接官がいますが、そんな人は面接やめた方が良い。

面接対策(面接官向け) 比較しない

人と人は比べると良くない。

 

比べるサンプルはたかが知れている。

比べても対して意味はない。

だから他の応募者や従業員や自身と比較しない。

 

人は環境で変化するので、その人が入社後にどうやって変わっていけるのかを見極める。

入社直後に本人が苦労すること、上司が苦労することを想定し、どのように育てていくのかまで観察して結論を出すのが面接官。

更に5年後、10年後に本人がどうなっていくのかまで想定する。

 

例えば、話し下手、説明下手でもそれを自覚していて、質問のメモを準備している人なんかだとどの部署で誰と合うか想像できたりする。

逆に感情豊かで笑顔も素敵だけど、自分の話ばかり聞いてもいないのにする人は、営業スタイルを身につけるのに苦労するだろうし、頑固だと離職の可能性があったりする。

 

高々自分の狭い見識の中で想定することなので、慎重に判断はする。

メモを取る面接官って

私はメモを取ってしまいます。

メモをしないと忘れます。

続けて面接が入っていたらさっきの応募者に質問したのか、今の応募者に質問したのかわからなくなる時がある。間違えて、同じ人に同じ質問をしたこともある。

資料も見てしまいます。

事前に読み込むが、面接中忘れます。

 

口説きたい相手と仲良くなるためなら何でも記憶できるはずなのに。

メモを取ったり、資料見たりするのは相手に失礼ですね。やっぱり。

うーん、効率よく仕事をする事しか考えていなかった……

 

好き > 嫌い > 無関心

 

会話の内容によってはメモを取っている姿を見せるのが効果的なときがあります。

応募者が熱意を持って語っているとき、配属先の希望があるとき、体調面で心配なことがあると言われたとき……

要するにこっちは気にかけているよっていうことが相手に伝われば安心するからです。

安心できる職場だとわかってもらえたら内定承諾率も上がる!

10分面接

世の面接官はどれくらいの時間面接しているのだろう。

誰かが面接したあとの2回目以降の面接担当のとき、私は早ければ10分で終わる。

待合室で待ってもらう時間の方が長い。

10分で確認して、採用不採用を決めます。

10分話してわからない相手は1時間話してもわからない。シチュエーションを変えて、2回3回と会うほうがまだわかってくる。

この10分の間で色々観察するし、逆に観察してもらう。

メンタルヘルス対策

従業員のメンタル不調には敏感な方ですが、自分がかなり追い込まれていることに気付かないときがあります。

 

ここ数ヶ月かなり大変だった。

やりたい仕事が進められず、日々のルーチンは遅れ気味になるし。2、3年に一度は大変な時期が来るように思う。

集中力が続かず、頭の回転も鈍くなるから余計に遅くなる。

 

少し考えを整理する時間ができた。

 

世界は毎日変化している。

現状維持は後退だって誰かが言っていた。

保守的な考えは捨ててリスクを負わないと。

時間を無駄にせず、日々勉強することを忘れずに。

後悔先に立たず。楽観的過ぎるのは馬鹿だから、後悔じゃなく反省して学べばいい。

数学教師に大切なスキル

今日は数学の話

 

できない教師は、生徒が間違った回答をしていても論理的に順を追って説明するだけ。

できる教師は、生徒が間違ったときに、なぜそのような結果を生徒が導き出したのかがわかっている。論理性の矛盾箇所を一人一人の生徒ごとに把握して、蓄積している。そうすることで、各生徒がそれぞれどのような論理思考を持っているのかがわかってくる。そしたら指導するときも生徒それぞれに対してポイントを押さえた解説ができる。

私が学生の頃に出会ってきた教師の中でそれができていたのは一人だけ。

 

仕事をする上で、部下もそうだし上司が何かミスしたり、誤った判断したりしたときにどのような思考からその結果が導き出されたのかを考える。

同じミスを繰り返す人、間違った判断をする人はどこかで思考に矛盾が生じている。

もちろん面接に来た学生に対しても会話の中で気付くことがある。

部下の指導、切り離す上司、応募者の採用不採用にはとても役立つスキル。

結論からの逆算を癖付けておくと、説得力に欠けることにはならないと思う。

 

最後は仕事の話。